固形の石鹸洗顔で歯磨きをしよう
石鹸洗顔で歯磨きをしたことがありますか?
ドラッグストアにはたくさんの専用の歯磨き粉が並んでいるので、あえて石鹸洗顔で歯磨きをする人はいないかもしれません。
でも実際使ってみると、歯磨き粉よりも口の中のねばねばがとれてすっきりするかもしれないですよ。 体にも環境にも優しく、お財布にも優しい石鹸洗顔の歯磨きを試してみませんか?
石鹸洗顔で歯磨きする理由は、合成界面活性剤が入っていないからです。 石油系の合成界面活性剤の人体への影響としてはなんといっても肌荒れです。 歯磨きは口の中でするものなので、多少なりとも体の中に入ります。
吸収する入り口は舌の裏側にある血管。 口の中の皮膚から浸透して血液により体内に運ばれ、内臓に蓄積されるのです。 飲み込んでないから大丈夫というわけではありません。
肌荒れを起こす成分、しかも石油を体の中に取り込んでいるかと思うと怖いものがありますね。 歯磨きの後に口をゆすぐ回数も問題です。 だいたいの人は多くて3回くらいではないでしょうか?
しかし、これでは合成界面活性剤の成分が残ってしまいます。 8回ゆすいでも残っているという実験結果もあります。 体内に入れないように出すのではなく、最初から体内に入れないことを考えたほうよさそうです。
では、すべての石鹸洗顔が合成界面活性剤が入っていないかといえばそうではありません。 安全のために、購入する側も選ぶ必要があります。 石鹸洗顔で歯磨きする場合は無添加のものを選んでください。
合成界面活性剤が入ってないかどうかの簡単なチェックのしかたがあるので、不安な人は次のことを試してください。 石鹸洗顔で歯磨きをした後、すぐにオレンジジュースを飲んで、不味い苦味を感じたら合成界面活性剤が入っています。
ちなみに、無添加のものであれば、普段どおりのオレンジジュースの味がします。 歯磨きの仕方は、石鹸を歯ブラシにつけてから磨くと実に簡単です。 こだわるのであれば、歯ブラシも歯茎や歯の表面を傷つけない柔らかな豚毛にするといいかかもしれません。
体の中に入れるものなので、慎重に選びたいものですね。 ただ、固形石鹸の場合は研磨剤が入っていないので、どうしても歯が着色してしまいます。 気になる場合は重曹と併用してみてください。