洗顔せずに化粧水で拭き取るスキンケア
洗顔せずに化粧水を含ませたコットンで拭き取りだけという、洗わない洗顔。
経済的で魅力的なのですが、本当にこの洗顔方法で大丈夫なのか不安になりますよね。
今回は、洗顔せずに化粧水で拭き取る洗わない洗顔についてご紹介します。
１日２回の洗顔を石鹸でしっかり洗い流す方法は、新陳代謝のいい思春期までで、それ以降は状況によって洗顔方法を変えていかなければなりません。 なぜなら、思春期を過ぎた肌の場合は、洗いすぎると肌にダメージを与えてしまい、かえって乾燥肌になってしまうからです。
そこで登場したのが、洗顔せずに化粧水で拭き取る洗わない洗顔方法。 洗顔しないとは、全く洗顔をしないのではなく、洗顔料を使った洗顔をしないということです。
やり方は簡単で、まずぬるま湯で顔を洗い、その後化粧水をたっぷり含ませたコットンで優しく拭き取るだけ。 一晩寝たあとの肌の脂を、自分の体が作り出した美容成分と考え、それを活用する方法です。 その根底にはターンオーバーの考え方があります。
ターンオーバーとは、細胞の新陳代謝、つまり皮膚細胞が生まれ変わることを指し、美肌にとってはなくてはならない機能です。 ターンオーバーには周期があり、正しい周期で皮膚が再生される状態が、ベストな肌状態です。
その状態は、スキンケアの必要がないといっても過言ではないともいえます。 ただ、肌は日々のストレスにさらされています。 そのストレスが皮膚へのダメージとなって、ターンオーバーの周期が早くなったり遅くなったりするのです。
これが乱れると、肌がくすみ、化粧水も浸透せず、シミやシワなどができやすくなるという肌トラブルがおきやすくなるのです。 ターンオーバーを整えるためには、正しい洗顔で老廃物を落とすことです。
老廃物がなくなると、古い角質も自然に剥がれ落ちることができるので、乱れたターンオーバーも徐々に整ってきます。 洗顔せずに化粧水で拭き取る方法は、肌にダメージを与えず、必要以上に洗い過ぎない点で、理想的な洗顔といえるかもしれません。
洗顔せずに化粧水で拭き取るときに使うコットンには、たっぷりの化粧水を含ませることがポイントです。 汚れた面を何度も使わず、綺麗な面で優しく拭き取るようにしてみてください。