洗顔石鹸と洗顔フォームの違い
「洗顔」というと何を思い浮かべますか？
あるいは「石鹸」というと？何を思い浮かべますか？
洗顔といえば、チューブに入った洗顔フォームを思い浮かべると思います。
同じ顔を洗うものですが、その違いは何でしょう。 なぜ、わざわざ洗顔用の石鹸があるのでしょう。 何を使ってもお肌に影響はないし、顔を洗えれば何でも良いという方は洗顔フォームでも大丈夫かもしれません。
しかし、お肌にトラブルを抱えやすい、チューブの裏側に表示してある成分表が実は気になっているという方は１度洗顔石鹸を使用してみると良いかもしれません。同じようでも、その効果には随分の違いがあるように思います。 大まかに分けると、洗顔石鹸も洗顔フォームも汚れを落とす「洗剤」のカテゴリーに入ります。汚れを落とす成分に違いがあるのです。
石鹸の汚れを落とす成分は、石鹸の原料である脂肪酸ナトリウム、あるいは脂肪酸カリウムです。 汚れを落とす成分が石鹸の原料以外のものは、「合成洗剤」と呼び方が変わってきます。 顔を洗うものなので洗顔フォームと呼ばれていますが、成分表示に「石けん」と書かれていないものは合成洗剤という事になります。
この合成洗剤は洗浄成分に合成界面活性剤を使っています。合成界面活性剤は皮膚のタンパク質と溶かしてしまう性質があるので、お肌に合わないものを選んでしまうと、肌トラブルになるのも納得ですよね。
洗顔フォームは洗顔石鹸よりも泡立ちが良いし、洗浄力もありますが、敏感肌の方や、お肌のトラブルが起こりやすい方などは、洗顔石鹸をおすすめします。