合成界面活性剤について
洗剤や、洗顔フォームなどに使われている「界面活性剤」お肌に良くないとは言いますが、具体的にはどんなもので、お肌にどんな影響があるのでしょう。
界面活性剤は、混ざり合わない２つの物質の間にある「界面」の間に入り、１つの物質にします。例えば、水と油という本来は混ざり合わないものを混ぜ合わせる際にします。
界面活性自体はお肌に悪い物ではなく、いわゆる乳化剤として食品などにも使われる事もあります。 お肌への影響が心配されるのは「合成界面活性剤」で、時代とともに商品の機能を上げるために科学的に作られた界面活性剤なのです。
界面活性剤は酸性に弱く、酸性の物質と混ざると力を失います。 弱酸性のお肌と一緒になると汚れとともに水に流れていくのですが、酸性にも強い合成界面活性剤だと流れるどころか、お肌のタンパク質をどんどん溶かしながら、肌の奥へ無理にビタミンCなどの有効成分を届けようとするのです。
こうした成分がお肌に残ったままだとお肌に良くないのは考えなくてもわかりますね…。また、残っている上から同じ物を使い続けるのも…怖いですね。 洗顔石鹸が良いと注目されてきているのは汚れを落とす成分が合成のものではないという部分。
お肌のトラブルを抱えた方には優しく洗い上げ、余分な物が残らないという点は安心できますよね。 石鹸が汚れを落とす成分は天然の油脂とアルカリとシンプルで、必要以上に皮脂を奪ってしまわない、という性質があります。
大切なお肌を洗う洗顔石鹸ですから、安価なものに惑わされず、成分表示を良く見て本当に良いものを見極める目を養うようにしたいですね。 無添加なのはもちろん、作り方や原料にこだわった洗顔石鹸があります。 お肌にあうものを見つけて、優しくケアしたいものですね。