洗顔が目に入ってしまったら
毎日の生活に欠かせない洗顔。
洗顔が目に入ったこと、1度くらいは経験があるのではないでしょうか？
洗顔中に泡が目に入ったり、うっかり指で目元をぐいっと触ってしまったり、突然の痛みにびっくりしますよね。
洗顔が目に入った時は、どのような対処をすれば良いのでしょうか？
基本的には洗顔料のパッケージ裏に書いてありますが、洗顔が目に入った後のパニック中に読むのはなかなか難しいので、ぜひ覚えておきましょう。
洗顔が目に入ってしまった場合、どの会社、どの洗顔料でもだいたい15分は流水で流すように注意書きがしてあります。 そのさいに痛いからといって目を擦ってしまわないように気をつけてください。
流水で洗い流す場合、弱く水を流し続けながら、手のひらなどに水を溜めてその中で目を洗います。 清潔な洗面器やお皿、大きなコップなどでも大丈夫ですが、水はちょこちょこ変えてくださいね。 擦らずに、瞬きを繰り返して充分に洗い流しましょう。 もちろん、顔についている泡などは先に洗い流しておきましょうね。
シャワーで洗い流す場合、これも弱い水流で水を流し続けながら、シャワーを上に向けて小さな噴水のようにして洗い流します。 片手が空いているようでしたら、上下の瞼をぐっと押し広げて眼球のすみずみまで洗い流しましょう。
どの方法で洗う場合も、とにかく無理に眼球を刺激したり擦ったりしないことが大切です。 眼球はとってもデリケートですから、ちょっとしたことで傷付いてしまいます。
そして、眼球を洗いながらの15分はかなり長く感じると思いますが、ここでの洗い流す処置を甘くしていると今後重大な症状に繋がることもありますから、しっかりと時間をかけて洗い流してください。
そして出来れば、使っていた洗顔量を持参して眼科も受診してください。 お子様の場合、暴れてうまく洗えないこともあるかもしれません。 どうしても無理な場合は出来るだけ早く眼科を受診してください。