洗顔は本当に1日1回でいいのか
最近、美容雑誌やテレビの番組で良く聞くのが、洗顔は朝だけの1日1回でいいと言うものです。
行き過ぎた洗顔は確かに、肌を傷め、かえって乾燥肌や敏感肌の原因にもなります。
しかし、1日1回の洗顔だけでは正しいお肌の手入れ方法を押さえておかなければ効果が見込めません。 ここでは1日1回の洗顔のお手入れの際に気を付けなければいけないポイントについて説明したいと思います。
まず顔を洗う際ほとんどの人が石鹸や洗顔フォームを使うと思いますが、それは本当にお肌に優しい成分でしょうか？ 顔は体の中でも肌が特にデリケートな部位で、体用の石鹸では洗浄力が強すぎて肌を傷める危険があります。
また、肌に優しい洗顔石鹸を謳い文句にしていても合成界面活性剤など肌の悪影響を与える成分を配合している場合があるため注意しましょう。 そのため洗顔用の洗剤は出来ればコストが高いものでも自然由来の成分が配合されたものを選ぶと良いでしょう。
また、洗う際のお湯の温度はぬるま湯程度で、場合によっては冷たい水でも構いません。 しかし、強くこすったりすると肌を傷つけるため優しく洗う事を心がけましょう。
基本は1日1回程度の洗顔でほとんどの汚れは落ちますが、汗を掻いたり汚れたりした場合はその概念の囚われず自由に洗うといいでしょう。 ただし、最も気を付けなければいけないのがその後のアフターケアです。
人間の体は肌の表面に油脂を張ることで肌を乾燥肌や紫外線、異物から身を守っています。 そのため洗いすぎてこれらを取り除いてしまうと、肌は乾燥しやすく、花粉や細菌などに弱くなってしまうため炎症を引き起こす原因にもなります。
また、油脂を出すのは肌が乾燥している証拠でもあるため、肌に化粧水で水分を補充し、乳液で水分が逃げださないように蓋をする必要があります。 洗顔の1日1回はこの肌のバリアを剥がしすぎないようにするためでもあります。 正しい美容法であなたの美肌を守りましょう。