洗顔の後は何もつけないスキンケア
年頃になり、メイクを覚え始めた頃から、洗顔後にスキンケアをしないと肌の乾燥・かゆみといった症状が出てきたという女性は、多いのではないでしょうか。
一方、スキンケアをしているにもかかわらず、ニキビや吹き出物、肌の赤みなどのトラブルがあるという女性も少なくありません。 これは、一体、どうしてなのでしょうか。
メイクをしている女性の大部分が、ファンデーションを落とすために洗浄力の強いクレンジングと洗顔フォームで顔を洗います。 そして、スキンケアでは、化粧水・乳液・美容液、場合によってはナイトクリームなど様々な基礎化粧品を使います。
しかし、ファンデーションを始め、クレンジング、基礎化粧品などの多くが、合成界面活性剤・防腐剤・合成着色料・香料など沢山の化学物質によって作られています。
そのため、複数の化粧品を長期間使用し続けた場合、肌の健康のために行ってきたスキンケアが肌への負担となることがあります。
合成界面活性剤などの化学物質の中には、肌の水分などを奪うものや、肌の角質層にダメージを与えるものがあります。 また、基礎化粧品などで肌に必要な栄養素を与えてしまうと、肌本来の回復機能が衰えてしまいます。
したがって、まずは、濃いメイクは控え、純石鹸などマイルドな洗顔料で落とせるメイクを心掛けるようにします。 加えて、顔を洗った後は、肌に何もつけないようにします。
洗顔後の肌に何もつけないことによって、肌の自然回復力が高まり、肌が本来の機能を取り戻します。 本来の機能を取り戻せば、水分や皮脂のバランスも改善され、角質層も外部からの刺激に耐えられるようになってきます。
そうすれば、肌の乾燥やかゆみ、ニキビなどのトラブルに悩まされることも少なくなります。 つまり、洗顔後に何もつけないスキンケアこそが、肌にとって良いケアだといえるのです。